◆活動報告◆
12/23(土)~12/24(日)
北八ヶ岳にて今シーズン最初の
雪山講習会・実践編を開講しました。
今年もまた
クリスマス・イヴと重なったせいか?
人数もまた寂しい限り(--;
そしてこの冬は全国的に
「雪山」と呼ぶには
あまり少ない積雪量で
本当に開催できるのか?
スタッフ一同
ヒヤヒヤしていましたが
前日までに寒波が到来し
八ヶ岳方面にも恵みの降雪があり
(これまた少な目な雪ですが(^^;)
何とか
開講できる運びとなりました。
雪量が少ないのに
北八ヶ岳方面には
結構な数の登山者が訪れていて
北横岳方面も、渋の湯方面も…
バスは満杯に近い状態でした。
初日は
渋の湯から高見石を越えて
白駒池を通り麦草峠まで。
天気は曇りがちでしたが
ほどよく樹林帯に積もった雪は
モノクロームに幻想的な世界を創り出し
巨岩を覆いつくさない程度の雪も
岩場・ガレ場の険しさを消し去り
登るほどに、疲れよりも
愉しさが増す様相。
静寂な白駒池も
ちゃんと白く凍っていて
明らかに雪山山行であることを
実感させてくれました。
宿舎の麦草ヒュッテに到着し、
ここで初めて
アイゼンの装着訓練を実施。
実は、ここまで全員
ツボ足で歩いてきたのです(^-^;
(積雪状況を鑑みたガイドの判断)
サイズの調整具合
ベルトの締め方
末端処理の仕方…などを
自身のアイゼンで再確認。
今回、初めて
アイゼンを手にした人もいて
仕組みから???
自身で装着もできず
ガイドの手を借りて
何とか装着できました(^-^;
「グローブをつけてでも
出来るようになりましょう」
と、反復練習を促しつつ
翌日に備えることとなりました。
そして…
お楽しみの懇親会((笑))
ガイドが持参した
ワインやおつまみを囲んで
雪山談義に花が咲く。
一同
「雪が少ないけど
なかなかイイもんですねぇ
(^^♪」
「これぐらいの雪の方が
厳しくなくて良いかも
(^▽^;)」
…などと
言葉を交わしていて
少雪の山行にも
気分が萎えることは
なかったようです。
麦草ヒュッテの夕食は
これまた素晴らしく
完全なクリスマス仕様。
ロースト・チキン
フライド・チキン
ケーキやワインも付いて
皆さん大喜び\(^o^)/
夜の楽しい雰囲気が
倍増した感じでした。
二日目も朝からイイ天気!
麦草峠から茶臼山、縞枯山
そして北横岳へと一気に縦走。
雪山初心者にとっては
少し長めのコースだった?
…かもしれませんが
天候も幸いし
ポイント・ポイントでの
景観や眺望が素晴らしく
行く先々で
参加者も、スタッフも
感嘆の声を上げまくりでした(;^_^A
特に
雪が纏わりついた樹々の白と
紺碧の空(ブルー)のコントラストは
鮮やかで美しすぎる(’∀’)
最終ピークの北横岳では
近くに
南八ヶ岳や蓼科山
遠くに
南・北・中央アルプス
御嶽山、浅間山
グル~リと見渡せる大展望!
雪の少なさを帳消しにして
なお余りある?
充実感一杯の山行となりました。
参加者の中には
台湾(日本に長期滞在中)の女性も
いらっしやいましたが
母国と異なる
雪のパラダイスに興奮しきり!
そして縦走を完歩できて
とても満足げ( ´艸`)
スマホの写真は
なんと!五百枚近くも!!(゜Д゜;)
撮った…とのことです。
もう一人
写真を趣味にしている
セミプロのような男性もいて
この方は
昨年・同時期に開催した
当方の北横岳イベントにも
参加してくれていたのですが
当時はあいにくの天候で
山頂からの眺望はおあずけに…
(´;ω;`)
今回ようやくリベンジを果たし
素晴らしい被写体にも恵まれ
写真の「撮れ高」も良く(笑)
こちらももちろん
超・満足げ…( ̄▽ ̄)
今回のイベントは
参加人数も少なく
雪の量も少なく…
催行自体を迷いましたが
こうして
一年の最後に
心から喜んでもらえる
貴重な体験に導けたこと…
やって良かったと
心底思いました。
また来年も
こうした素敵な自然体験を
より多くの方々に
お伝えしていけるよう
頑張って行きたいと思います。
2023年
一年間の活動報告は
コレにて終了。
皆様・良いお年を!
2024年もまた引き続き
WITHネイチャーを
ご愛顧賜りたく
何卒よろしくお願い申し上げます。
m(__)m
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