9/29(日)
待望の試験企画である
「選!山城・軍道」
(やまじろ・いくさみち)
@八王子城跡を
開催いたしました。
WITHネイチャーには珍しい(^^;…
文化的な?匂いのする企画
深山幽谷に眠る伝説の城と
武将たちの物語を辿る…
ネイチャリング&
ヒストリカル・ハイク♪
…などと銘打って
開催する運びとなりましたが
正直
集客が思うように捗らず
参加者3名という
ホロ苦い
新企画デビューになったと
評価しています((;^_^A)
それでも!
ご参加いただいた
皆様方の満足度は高く
諸々の課題・改善点等を
克服していけば
WITHネイチャーの
イベント展開における
新機軸を切り拓いていける企画に
なり得るのでは?
…と
明るい未来を予感しています。
まず第一に
古の山城は、戦略上・構造上
自然環境を上手く利しており
豊かな自然と人々の生活(その痕跡)が
見事に共存しており
「ネイチャリング&
ヒストリカル…」
という
謳い文句にも恥じない…
「自然」と「歴史・文化」が
融合・調和した景観を
見せてあげられること。
参加者の方々からも
「自然と歴史…
両方が味わえる
特別なハイクだ!!」と
嬉しいコメントを
いただきました。
第二に…
今回の成果として
最も強調したい部分ですが
外部の専門家(協力者)との
コラボにより
プログラム内容の充実が
図れたこと。
八王子城跡管理センターで
見学ガイドに従事される方々の
ご協力を得て
八王子城跡と北条氏の歴史
発掘された遺跡の文化的価値など
多くの展示物や
実物の遺構を目にしながら
とても詳しい説明を聞き
参加者のみならず、
同席したスタッフ陣も
大いに感銘を受けました。
土塁や曲輪
礎石や石垣
普段、あまり気に止めない
城を形造る
一つ一つの要素に
古人の智慧や工夫
膨大な努力までもが
次々と
浮き彫りになっていく…
こうした説明が
僅かでも記憶に残ることで
普段・歩き慣れた
八王子城跡を辿る道が
いつもとは雰囲気の異なる
全く別のルートに思えました。
いにしえの合戦当時の情念が
そのまま我々の前に
重々しい空気となって
醸し出されている…というか?
厳しい尾根の起伏を辿り
「詰めの城跡」の急登を
頂へと上るときなどは
まるで・自身が
甲冑をまとった
武士にでもなったかのような…
不思議な感覚に陥りました。
我々が当初から
目指していたテーマは
『"物語"のリカバリー(復元)』
でした。
戦国時代、小田原合戦で
北条氏滅亡の契機を作った
悲劇の城。
豊臣の大群に攻められた
北条氏照の家臣とその一族が
籠城の末、下した決断とは?
まさに!
そこにあった
「物語」を心の中で
リカバリー(復元)する…
心が揺さぶられ、
古の情景が時空を超えて蘇る…
そうした
このイベントが
「目指すべき価値」
参加された皆様に
「味わって欲しい体験」
…みたいなものに
少し・近づけた感じがします。
WITHネイチャーが
常日頃から唱えている
健康・爽快・充実感…といった
ありきたりの概念とは
全く異なる価値を
再発見できたような気がします。
そして、もう一つの収穫。
それは
我々の活動の拠点を移した
地元とも言える八王子市で
また新たなる
人的ネットワークや
地元に関する様々な情報を
得られたこと。
これまでも高尾山近辺では
北高尾や南高尾の山稜も含め
様々な活動を
展開してきましたが
これまでの活動とは
質の異なる
新たな活動展開を図れそうな
様々な材料を得ることが出来ました。
今後の我々の
高尾山域付近でのイベント展開は
もっとバラエティに富んだ
より質の高い活動に
変えて行ける…
そんな可能性を
見い出せた気がします。
「地元・八王子で
しっかりと足場を固めながら
頑張らなきゃね!?( ̄▽ ̄;)」
と…夢枕に立って
北条氏照に言われたような??
そんな気がします(笑)
引き続き、コツコツと
「山城・戦道シリーズ」を
ブラッシュアップしていきます。
皆様
応援をよろしくお願い申し上げますm(__)m
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