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執筆者の写真WITHネイチャー編集部

「ビギナーズ?テント泊山行」最終回「北信・高妻山と戸隠山」開催しました。

◆活動報告◆

9/23~9/24 「ビギナーズ?テント泊山行」 最終回「北信・高妻山と戸隠山」 開催しました。

しかし、 台風14号、15号と 相次ぐ通過の煽りを受け

初日は、 ズプ濡れの雨中山行。

二日目に至っては 高妻山・山行自体を断念(--;

何とも残念な イベントになってしまいました

初日・夕刻までは 小雨が降ったり、止んだり… 屋外を歩けないほどではなく キャンプ場でテント設営後 ハイクを決行。

沢沿いを登るコースは 増水のリスクもあり 予定コースを大きく変更。

せめて「戸隠連峰らしい」 名所・旧跡・景観等を 楽しんでもらいたい…

そんな思いもあり 戸隠神社・奥社から 山岳修験の険しき道を辿る…

いわば、 戸隠登山の「定番コース」に 変えました。

但し、このルートは 岩場・鎖場などの危険箇所が多いため 濡れ・滑り…等々に要注意

コンディションによっては 潔く引き返すつもりで ハイクをスタートしました。

雨露で緑鮮やかな 湿地帯の遊歩道を抜ければ

御神木の如き 杉の巨木が林立する並木道…

由緒ある佇まいの 随神門や戸隠奥社・社殿

登山道に立ち入る前から 見どころがたくさんありました。

神の御意志に導かれるように 険しき登山道へと踏み入れば 霧立ちこめる神秘的な樹林帯…

長く続いた急登の先に 五十間長屋、百間長屋と 荒々しい岩窟が現れる…

古の修験者たちの想念が 間近に迫ってくるかのような 幻想的な空間。

誰しもが 武者震いするような興奮と 一抹の不安感を抑えつつ いよいよ 「鎖場の連続」に突入していく。

幸運にも、小雨は途切れ 岩場の濡れや滑りも さほど悪い状況にはあらず。

次々と現れる 険しく高度感ある岩壁に

ある者は怯え、 あるいは驚愕の声しながらも

なぜか?皆の表情は めちゃくちゃ楽しそう!♪ (*^O^*)

登るほどに、 快活に♫…そして エキサイティングに♬…

登りの最難関とも言える 「胸突岩」まで あれよあれよと順調に 進めたのでした

(※危険箇所の 「蟻ノ塔渡り」は当初より  回避する予定でした)

奇跡的に雨は止み 時折、遠方に 飯縄山や戸隠西岳が 神々しい姿を垣間見せる…

お世辞にも 「良いと言えない」天候なれど めくるめく 非日常的景観の連続に 参加者一同 感激ひとしおの様相でした。 \(^O^)/

「もっと・この場にいたい」… そんな気持ちを覚えつつも

岩場・鎖場の下降は 登り以上に危険度が高まるため 蟻の塔渡りを目前に 早々と下山の途につきました。

案の定、 危険箇所を通過した後から 雨脚が強まり 時折、土砂降りの如く 激しさを増す。

夕刻・キャンプ場に 帰還した頃には 一同・濡れ鼠のような 有り様でした(^^;

厳しいルートの通過と 後半はズブ濡れの歩きに 満身創痍。

濡れた衣類を着替え 身支度を整えるにも 疲労感がどっと溢れているご様子。

それでも 終日・キャンプ場に待機していたスタッフが 夕食の準備等を 万全に整えてくれていたおかげで

思いのほか早々と BBQパーティに 突入することができました。

苦労・重圧・緊張… そうした辛苦から一切解放され? 宴は大いに盛り上がる!

飲食する傍らで 日中に、少しだけ垣間見れた、 戸隠連峰の凄さ、美しさ…を語る 興奮・感動の言葉が止まらない。

悪天候に加え 眺望もごく僅かの山行でしたが どの顔にも よく歩いた、よく登った…との 充実感が漲っていました。

パーティは 主催者側で用意した食材だけでなく 肉類、酒類、おつまみ類… 各参加者からの差し入れ品で 溢れていました。

よく食べ よく飲み よく語らい…

実に楽しい・充実した時間でした

一夜明け…

二日目は 前日同様の雨模様。

担当ガイドの判断で 高妻山ハイクを中止しました

が、前日ですでに 「全てやり切った」感に 包まれていたか? 参加者陣は、むしろ嬉しそう(笑)

中止の判断に 誰一人として不満を口にすることなく 皆で、和気藹々と ゆっくり・時間をかけて 朝食をとりました。

いつも 「早出」のテント泊山行に 慣れているメンバーも多く

「こんな(ゆっくりした)  キャンプもアリ!ですよね(^^)」

「優雅で、のんびり…  これが理想のテント泊では?」

…などと、 明るく語ってくれました。

朝食後は 浮いた時間を有効活用し 戸隠観光も兼ねて

皆で戸隠中社「神告げ湯」へ…

名物の戸隠蕎麦も堪能して 三々五々 無事・帰路につきました。

雨中 何とも寒々しい状況でのキャンプ…

眺望にも恵まれず 山頂にもたどり着けず…

されど、 参加された皆さん全て 戸隠という地域の素晴らしさ、 今後に向けたポテンシャル、

さらには キャンプの新たな楽しさ?までも

しっかり 体感していただけたかと 思います。

言わずもがな!! 「消化不良」であることも また事実。

「また、来年…戸隠・高妻  絶対にお願いします」と

私共に懇願しつつ リベンジを誓う… 皆さんの目・表情は、 実にイキイキとしていました

悪天候でも何とか 満足してもらえた…?

主催者側としては、 とても救われた気分です。

活動報告 以上


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