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執筆者の写真WITHネイチャー編集部

上州祭 Part-4西上州「荒船山」を開催しました。

◆活動報告◆

11月20日(日) 上州祭 Part-4 西上州「荒船山」を開催しました。

前日開催した「四ツ又山~鹿岳」が 晴天に恵まれたのとは真逆で

この日は、かねてより 「悪天候予想」が報じられていて 参加者一同、かなり緊張しながら 登山口へと向かいました。

しかし 当日の予報が「曇り・時々雨」まで 改善され 雨量も少なめとの情報があり 催行が決断されました。

本来なら 大軍艦の如き堂々たる山容を間近に 巨岩「艫岩」からの展望と 甲板のような高層平原歩きを 楽しみにしていたのですが・・・(^^;

「良好な眺望」など 端から期待できるわけでもなく 皆の・この日の焦点は

・いかに快適に(濡れずに)  登頂し、そして 終点まで完踏できるか?

・下山してから、ちゃんと  温泉に入れるか?

この2点に尽きました(笑)

一同の 切なる願いが通じたのか?

結果・ヤマの神様は我々に 味方してくれたようです。

どんよりした曇天のもと 紅葉も枯れきった 鬱蒼とした山道を歩き続ける・・・

途中、山頂・経塚山の付近で ごく短時間、 ポツりと水滴を感じる程度の雨はありましたが 終始・身体を濡らすこともなく 全長・約13kmの行程を 歩き切ることが出来ました。

予想どおり、 目玉である「艫岩からの眺望」は拝めず 甲板のような高層平原歩きも、 視界不良で 雲霧立ちこめるモノトーンの世界でしたが

幸いなことに、風は全くない・・・ 「温暖さ」すら感じる空気で 歩いていて「快適」そのもの!

霧の中に静かに佇む樹林たち 自分たちの足音以外は何も聞こえない・・・ 山上にあるとは思えない広大な台地は 幻想的で、かつ神秘的・・・

まるで この世にいるとは思えないほどの

新鮮味の溢れた「異空間」でした。

「平坦でどこまでも続く・・・ この長い道にサプライズです」

「現実の場所とは思えない(@@)」

「不思議な空間ですねぇ・・・(^^;」

皆さんの口からは 感嘆の声しきり・・・

おまけに 陽光が雲間から射し込む ごく一瞬の出来事もあり

荒涼とした高層平原に 金色の光が輝くと

一同「お~っ!♪」と \(^O^)/どよめく一幕も・・・

とても奇跡的な光景でした。

景色や眺望にこそ 恵まれてはいませんでしたが

天気が悪いなら悪いなりに それも含めての大自然・・・

『二百名山・荒船山』だけが持てる ユニークな特性を 皆さん、しっかり 「体感」してくれたと思います。

加えて、 この日は参加メンバーにも 恵まれていました。

当初計画では コースタイム的に余裕が持てず 下山してからの温泉・・・ 「入浴時間の確保」は至難の業でした。

帰路のバス時間の制約もあり 雨天ともなれば 「濡れ鼠状態」でのバス乗車・・・

などといった事態も 考えられたのですが

幸い・参加者全員が 「そこそこ歩ける」 力のある方ばかり。

下山時刻を早めるため 容赦なくハイペースで進もうと試みる O担当ガイドに対し 誰一人として 不平不満を申し出ることもなく(笑)

しっかりとした足取りで 遅延なく・ついてくる・・・

お陰さまで、 ハイク終点「荒船の湯」到着は 予定より 1時間40分以上も早い (゜Д゜)驚異的なエンディング!

皆さん、温泉で ゆったりと・楽しい大団円を迎えられたことは いうまでもなく・・・♪

湯上がりにビールや地酒を片手に 名物の刺身コンニャクや味噌田楽、 さらには上州豚のモツ煮込みなどを 美味そうに頬張っていました♬

苦労や困難、試練等・・・ 目に見えればこそ? それを 克服・或いは乗り越えたときの 嬉しさや感動もまた激増する・・・???

全員が、下仁田・前日泊で 一宿一飯を共にした 「打ち解けた関係性」もあったでしょう・・・

屈託のない、明るい笑顔で 全員が全員に語り合える・・・ どび~っきりの! ハッピーエンドになったと思っています。

これにて、 本年の「上州祭」は、全て成功裏に終了。

ご参加いただいた皆様 本当にお疲れさまでした。

活動報告 以上


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